段ボールM&A・実務ガイド
段ボール会社の価格改定管理|品番別採算と交渉状況の整理
価格改定を進める前に、どの費用がいつ変わり、どの品番に影響するかを整理します。M&Aでは、既に合意した改定と交渉中の改定を区別すると、改善計画の前提を説明しやすくなります。
目次
資料で確認する項目
| 項目 | 照合する資料 | 確認すること |
|---|---|---|
| 原価の変化 | 原紙・シート、労務、電力、外注、配送 | 数量単位と比較期間をそろえる |
| 顧客への説明 | 見積、根拠資料、提出日、回答 | 合意済み・協議中・未着手を区別する |
| 適用と検証 | 改定日、対象品番、請求・入金 | 合意内容が受注・請求へ反映されたか確認する |
準備を進める順番
- 主要な品番ごとに旧条件と新条件を並べる。
- 販売数量や製品構成の変化も記録する。
- 改善効果は実際の適用後に確認し、見込みと分ける。
判断を急がず確認したい点
一律の値上げ率や利益回復を約束せず、顧客別の契約・交渉条件を確認します。
原価・改定条件を同じ表で管理する
記入用シートです。自動計算はありません。記入例は架空です。顧客名は匿名IDに置き換え、契約書や個人情報を記入せず資料の保管場所を記録してください。
原価の根拠を整理する際は、中小企業庁の価格交渉・転嫁の支援ツールも参照できます。公表される指標は自社の仕入・販売価格そのものではないため、実際の契約と取引履歴に照らして使います。
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