段ボールM&A・実務ガイド
赤字期のある段ボール会社のM&A|原因と資金繰りの説明
赤字という結果だけでは、継続的な採算問題か、一時的な変動かを判断できません。月次の変化を、価格、数量、製品構成、原価、特別な出来事に分けて整理します。
目次
資料で確認する項目
| 項目 | 照合する資料 | 確認すること |
|---|---|---|
| 業績の変化 | 月次損益、品番・顧客別の採算 | 特需、失注、値上げ遅れ等の時点を注記する |
| 一時的な負担 | 修繕、返品・補修、移転、導入費用 | 再発可能性と譲渡後も必要な費用を確認する |
| 資金繰り | 入出金予定、借入、在庫、支払条件 | 利益と現金の不足を分けて説明する |
準備を進める順番
- 決算書と月次管理表を照合する。
- 改善済みの効果と未実施の施策を区別する。
- 希望時期と必要な運転資金を踏まえて相談する。
判断を急がず確認したい点
赤字でも必ず譲渡できるとは限りません。取引の選択肢は財務状況、事業の継続性、候補先の条件によって変わります。
