段ボールM&A・実務ガイド
段ボールM&Aの原紙・シート仕入条件|価格転嫁を説明する資料
ライナー・中芯やシートの仕入単価が変わっても、販売単価の改定時期が同じとは限りません。M&A前には、調達条件と販売条件の間にある期間差を、同じ品番・同じ単位で説明できるようにします。
目次
資料で確認する項目
| 項目 | 照合する資料 | 確認すること |
|---|---|---|
| 仕入条件 | 仕入先別単価表、運賃、最低ロット、支払条件 | 原紙の重量単価とシートの面積単価を混ぜない |
| 改定履歴 | 値上げ通知、見積提出日、合意書、適用開始日 | 仕入改定と売価改定の月を並べる |
| 収益への影響 | 品番別使用量、ヤレ、製造・配送費 | 合意済みの改定効果と交渉中の見込みを分ける |
準備を進める順番
- 比較する期間、税区分、数量単位を固定する。
- 支給材と自社調達材を分けて、負担する費用の範囲を記録する。
- 未転嫁分について、交渉担当・資料・次の確認日を決める。
判断を急がず確認したい点
将来の値上げを前提に利益を上乗せせず、現在の実績と改善計画を別表で示します。
原価・改定条件を同じ表で管理する
品番別原価・価格改定管理表の使い方から記入用CSVを取得できます。
原価の根拠を整理する際は、中小企業庁の価格交渉・転嫁の支援ツールも参照できます。公表される指標は自社の仕入・販売価格そのものではないため、実際の契約と取引履歴に照らして使います。
