段ボールM&A・実務ガイド
段ボール会社の売却前の設備投資|維持・更新・増設の分け方
M&Aを検討していても、安全や品質を維持するための対応まで一律に止める判断はできません。投資目的を維持、能力回復、増産・新規対応に分け、実施時期と資金負担を検討します。
目次
資料で確認する項目
| 項目 | 照合する資料 | 確認すること |
|---|---|---|
| 維持・修繕 | 点検指摘、故障頻度、保全計画 | 延期した場合の安全・納期・品質への影響を確認する |
| 更新・省人化 | 現行工程、見積、設置・教育、停止期間 | 必要な人員と付帯費用を含めて比較する |
| 増設・拡張 | 受注の根拠、稼働計画、建屋・資金 | 確定受注と期待する需要を区別する |
準備を進める順番
- 発注済みと検討中の投資を分ける。
- 解約条件、支払予定、保証・補助金の条件を確認する。
- 売却条件に関わる投資は候補先と時期・負担を協議する。
判断を急がず確認したい点
投資額をそのまま売却価格に上乗せできるとは限りません。保全の必要性と価格交渉は分けて考えます。
