段ボールM&A・実務ガイド
段ボールM&Aの顧客構成|食品・青果・EC・工業向けを整理
顧客数が多くても、需要が同じ季節や同じ最終顧客に集中している場合があります。販売先と最終用途を分け、季節性や品質条件を踏まえて継続性を説明します。
目次
資料で確認する項目
| 項目 | 照合する資料 | 確認すること |
|---|---|---|
| 用途別の売上 | 食品・青果・通販・工業等の同一期間の売上 | 社内の分類基準を定め、複数用途の扱いを記す |
| 集中と季節性 | 上位顧客比率、月別受注、繁忙期 | 取引先の社数だけで分散と判断しない |
| 取引の条件 | 仕様承認、品質基準、改定時期、発注予告 | 安定受注の根拠と終了・変更の可能性を区別する |
準備を進める順番
- 直近の月次推移を用途と顧客の両面で並べる。
- 特需、キャンペーン、失注など変動の理由を記録する。
- 継続を期待する受注は、実績・契約・内示のどれに基づくかを示す。
判断を急がず確認したい点
特定用途の成長をそのまま自社の受注増とせず、設備と営業体制で対応できる範囲を確認します。
業界の生産量や用途別動向は、全国段ボール工業組合連合会の統計資料で確認できます。業界統計と自社売上では範囲・単位が違うため、直接置き換えず比較の前提を注記します。
